目次
ピッコマで公開されている【優しいあなたを守る方法】のネタバレと感想になります。
1話~4話までは無料で読めますが、まだ知らない方もいると思うので、1話から書いてます。
読んで気になった方は、ピッコマで4話まですぐに読めるので読んでみて下さい。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第1話 | 第2話 |
第1話 ネタバレ
結婚式2日前
結婚式の2日前、レティシャは泣きながら結婚式を拒んだ。
そんな娘に母は熱い茶を浴びせたのだった。
熱いお湯をかけられたレティシャは左手に火傷を負ってしまう。だが、彼女はひどい仕打ちに慣れていた。
そんな彼女だったが、今回ばかりは、自分の娘を殺しかねない男に嫁がせるという母の残酷な姿に涙を流すばかりだった。
レティシャの母と兄
レティシャの母ヨゼフィーナ人々の救済者と呼ばれ、神聖帝国の唯一の聖女であり
傾きかけた帝国を再興した神の娘と呼ばれていた。
けれども、ただ一人娘だけは例外だった。
「お前が私の神聖力を奪っているんだ!」
そう言いながら娘を叩き
ある時には、娘に罵声を浴びせていた。
母のヨゼフィーナは娘レティシャを苦しめれば、自身の神聖力が戻ってくると信じていたからだ。
なぜこれほどまでに娘を憎んだのか、
それは、レティシャを産んでからヨゼフィーナの神聖力が衰えてしまったことに原因があった。
その怒りの矛先は、娘レティシャに。。。。レティシャの辛い日々が始まったのだ。
レティシャには兄もいたが、彼は妹に助けの手を伸ばさなかった。
ディトリアン公王
辛い日々を送っていたレティシャがある日兄と母の話を扉越しに聞いてしまった。
「いっそ結婚させて遠くへやってしまっては?」そう母に提案した兄
ヨゼフィーナは娘が結婚して幸せになる事に怒りを覚え息子の提案を却下した。
そんな母に兄は悪魔のつぶやきを
「それでは、ディトリアン公王と結婚させてみてはどうか」と
ディトリアン公王の名を聞いたレティシャは彼の事を思い出した。
7年前に彼の家族を母は亡きものにした事を。
彼は自分を恨んでいるはず。そうレティシャは考えた。
そう彼女が考えている間にも、母と兄の話は続く。
「レティシャを妻にと命令すればきっと怒り狂うでしょう
ひょっとすると 亡き者にしてしまうかもしれません」
その言葉を聞きヨゼフィーナは笑みを浮かべ
娘を亡き者にした事を口実に公王も罰することが出来ると考えます。
そして、それをいい考えだと兄の案を採用したのです。
そうして母の指示で結婚の話は進んで行った。
結婚式当日
母ヨゼフィーナはレティシャに結婚祝いと言って【呪い】をかけた。
「お前に楽な思いはさせない」
半年以内にディトリアンを亡き者にしなければ、生きたまま引き裂かれる呪いをレティシャにかけたのだ。
「遠くに行くからって自由になれると思うなよ」
そんな言葉をかけられて、呪いと共に結婚した。
結婚後
最初はお互い望まない結婚で距離があったレティシャとディトリアンだが
一緒の時間を過ごしていくうちに、彼への思いが変わっていった。
いつしか彼に恋をしていったのだった。
「私はこんなに幸せになっていいのだろうか」
彼のキスを受けいれていたレティシャは思っていた。
運命の日
幸せな日々は、母ヨゼフィーナの手によってあっさりと失ってしまった。
「あんなに優しかったあの人を
守ってあげれなかった。
もしも、戻る事ができたなら
私があの人を守れるのなら・・・・!」
冷たくなった彼の亡骸に触れながらレティシャはずっと祈り続けた。
そして、目を開けた時
時間は戻っていたのだった。
見慣れた部屋にウエディングドレスとブーケ
「過去に戻ってきたの?」
困惑した彼女は、自身の手に火傷の跡に気がついた。
「これは・・・」
結婚式2日前にできた
火傷の跡・・・・!
彼女は確信した。過去に戻ってきたことを!
レティシャは神に祈り決意した。
私の愛する夫
今度は必ず
あなたを守ります。
レティシャが戻る約1ヵ月前のゼノス公国
「聖女の娘と結婚ですと!」
「先王殿下と第一王子を亡き者にしたくせに!よくも!」
「しかも、レティシャだなんて」
沢山の罵声が家臣から飛んでいた。
なぜそんなにも、レティシャが憎まれていたか、それはある事件が関係していた。
数年前
帝国からの要望で留学した公国の少年たち10名が
亡き者となって帰ってきた事件だ。
亡き者の体には無数の鞭の跡が。遺族は自身の子供をかかえ帝国の神官に解いた。
帝国の神官は
「レティシャ様に無礼を働き罰を受けたのだ」
そう言ったのだ。
この事件があり、ゼノス公国の民はレティシャを悪魔の娘と認識した。
ゼノス公国の臣下たちは、ディトリアンに次々に反対の声を上げた。
そんな声を聞きながら、彼は思うのだった。
私は耐えれるのだろうか
国民を亡き者にした女に
敵の娘に
だが自分の不安をグッと押し込め、臣下に
「結婚は受け入れる」
そう言ったのだった。
自分の犠牲で民みんを助ける事が出来る
大丈夫でなければ何だというのか
自分にそう言い聞かせて・・・・。
感想
いやはや、第1話を読んでみて思ったのですが、ほんとに最悪な聖女だな!!!
この一言につきます!!
結婚する娘に【呪い】って。しかもずっとつらい目に合わせて!!
幸せになる事を許さないが本当にレティシャを最後まで苦しめるとは本当に悪魔だな!!
時間が戻って本当に良かった!!!
是非とも、母をやっつけて欲しいです!
2人が幸せになりますように・・・。
無料で読める
←前回 | 今回 | 次回→ |
第1話 | 第2話 |
Twitterやってます♪フォローしてくれると大喜びします( *´艸`)