【第3話】優しいあなたを守る方法 ピッコマ 感想ネタバレ更新

ネタバレ




ピッコマで公開されている【優しいあなたを守る方法】のネタバレと感想になります。

1話~4話までは無料で読めますが、まだ知らない方もいると思うので、1話から書いてます。

読んで気になった方は、ピッコマで4話まですぐに読めるので読んでみて下さい。

 

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第3話

 開門

丸1日門の前で使節団は立ち尽くしていた。

いつの間にか雨が止み、青い空が姿を現したその時、城の門がやっと開いたのだった。

白い服に金色の刺繍が入った服を来た中年の神官が聖女様の言葉をディトリアンに

威圧的な態度で伝えた。

帝国側は公国の使節団を迎える用意をしていたのに、公国のお前たちの準備は足りてない!

この婚姻は2国を結ぶ神聖なものであるのにも関わらず・・・。

中には、この婚姻を取り消すべきとの声もあったが・・

聖女様はもう一度機会をお与えになった!

結婚式は予定通りとりおこなう

公王は今すぐ入城するように!

 

ディトリアンは使節団全員の入城を許可してくれるのか確認したが、

神官から返ってきた答えは公王ただ一人の入城だった。

 

ディトリアンは聞き間違いかと思い、困惑しながら聞いた。

 

「この者たちを置いて私一人で入れと?」

 

神官は高圧的な態度で、当たり前だという。

ここまでやって来た使節団に向かい、汚い病気にかかている者を入れるわけにはいかない。

などと聞くに堪えない言葉を並べた。

でも、ディトリアンは引かなかった。瀕死のエノックが居るのだ。

このまま見捨てるわけにはいかない。

そんな態度のディトリアンを神官は切り捨てた。

聖女様のお言葉に逆らうのかと。

一緒に来た使節団たちを犠牲にしないと分からないのか!!

 

この言葉にディトリアンは悲痛な顔をし、使節団をみた。

今にも暴れだしそうなバネッサを同じ使節団が止めている。

その姿を確認したディトリアンは額を固い地面に押し当てた。

 

臣下には罪がありません

全て私の不徳の致すところ

私の責任ですので式が終わった後どんな罰でも受け入れます。

聖女の下す罰ならいくらでも。

 

本心をグッと飲み込み臣下をかばうディトリアン。

その額からは血がしたたり落ちた。

 決意

7年前、ディトリアンの父もこの帝国の同じ場所で跪いた。

父上もこんな気持ちだったのだろうか

こんなにも悲惨な・・・

いや、父上も国のために喜んで跪いたはずだ・・・。

 

ディトリアンは神官に必死にお願いした。

医者をよんで欲しいと。呼んでくれるまでここを動かないと。

かつての父がしたように、家臣を守るために。

 

神官はそんなディトリアンの姿をみて

話にならないと言い公王は結婚を拒否したと聖女に伝えると言って門の中に

入って行った。

無情にも門の扉はしまった。

 

バネッサはディトリアンに、大声で帝国と戦う事の許可を求めました。

そんな家臣をディトリアンは胸倉を掴み引き寄せた。

皆を危険に合わせるつもりかと、バネッサに説いた。

悔しそうに顔をしかめたバネッサ。

ディトリアンはエノックを助けると言葉に出した。

泣きだすバネッサに背を向け家臣の一人であるユンケルを呼んだ。

 

ユンケルは額から血が出ているディトリアンの手当てをしようとしますが、彼は拒否した。

そんな暇はないのだと。エノックの様子をユンケルに聞くが

エノックは意識がない状態でした。

 

晴れ渡った天気のしたで、ディトリアンはエノックを必ず助けると決意した。

 

 陰謀

使節団が城に入れなくなり、ディトリアンは城の外で医者を探した。

帝国の目につかないように注意しながら。

やっと見つけた医者から渡された薬は【毒】だったのだ。

弱った体に毒を飲んだエノックの容態は急激に悪化し

それが、悪女レティシャのしわざと聞いた一行は彼女の残忍さに歯ぎしりした。

 レティシャの回想

過去に戻る前、結婚式の当日お母様は私に命令した。

母ヨゼフィーナが呼ぶまで部屋からでるなと。

母ヨゼフィーナの命令に逆らうのが怖くて

一筋の光も暖かさもなく空腹に苦しみながらも

鍵もかかっていない部屋から出る事が出来なかった。

 

そうして3日が過ぎ、気が狂いそうになった時

レティシャは懸命にドアを叩いた。

 

ここから出してほしいと。

 

叫びすぎて気を失いそうになった時、母であるヨゼフィーナはドアを開けた。

うっすらと笑みを浮かべながら、母ヨゼフィーナは

ここから出たらもっと辛い事が待っているが出たいかと。

公国の使節団はレティシャを恨んでいると。自分がそう仕向けたと言った。

 

過去に公国の少年たちの命を奪った罪を被せるだけではなく、

今度はエノックの命を奪った事に激怒したディトリアンに私の命を奪わせようとしている。

 

母ヨゼフィーナの計画通り、使節団は私を憎悪した。

 

たたひとり、ディトリアンを除いて

 

 感想

臣下の為に剣を取らず、頭を下げたディトリアン。本当にいい君主!!

必死に探した医者から渡されたのが【毒】とか、医者の免許かえせ!!そう思ってしまった。

上が腐っていたら下ももれなく腐る法則でもあるのか?

本当にディトリアン一行の人の良さ・団結力が尊い。

いらない情報ですが、個人的に好きなのはバネッサです。

それに比べヨゼフィーナは本当に最低すぎる。

しかも、罠にかけてその罪を娘に着せるって本当にどんだけ腐ってるんだ!!

レティシャが過去に戻ってくる前の出来事だったとしてもあんまりすぎる。

ここから、きっとレティシャのターンですよね!これから彼女が動いて守るんだよね。

あの母の陰謀を覆しましょう!本当応援だよ。次の話も楽しみですね♪

 

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