ピッコマで公開されている【優しいあなたを守る方法】のネタバレと感想になります。
１話～４話までは無料で読めますが、まだ知らない方もいると思うので、１話から書いてます。
読んで気になった方は、ピッコマで４話まですぐに読めるので読んでみて下さい。
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第５話
エリクサーとは
エリクサーとは、遥か昔、女神が自らの代理人である聖女を助けるために
作ったと言われているもので、女神の魂のかけらが込められていると言われていた。
エリクサーは世界で一番強力だった。
エリクサーに選ばれた聖女は、魔獣を従えたり、帝国の砂漠化を防いだり
神聖力で魔法も使う事ができたがエリクサーの本当の価値は別にあった。
エリクサーの持ち主は９つの翼の主になれる！
それこそが、もっとも強い力だった。
翼は、女神の権能を使うことが出来た超人。
そんな彼らの唯一の主になれる事は、巨大な帝国を手にしたと同じだった。
選ばれたもう一人の聖女
レティシャはエリクサーを見つけ動揺した。エリクサーは聖女であるヨゼフィーナが持ってるはずだ。こんな所にあるはずがない。
そう思い、エリクサーに見える指輪を近くで観察しようと手に取ってみた。
よく見るとその指輪は古く真ん中の宝石に日々ヒビが入って壊れていた。
女神の魂が入っているし、傷がついてるわけないかとレティシャは結論づけた。
このエリクサーは偽物だと。
苦笑いをしながら彼女は思った。これが、本物ならと。
もしも、これが本物なら彼を守ってあげれるのに。
レティシャは、この壊れた指輪も念のため持って行くことに決めた。
もしかしたら何か役にたつかもしれないから。。。
レティシャは急いでエノックの元に向かったのだった。
この時、レティシャは気が付かなかった。
ポケットの中に入れた指輪からかすかに、弱弱しい光が漏れていた事に。
アブラクサ
エノックの呼吸は浅くなり、今にも命の灯が消えようとしていた。
ディトリアンは聖女ヨゼフィーナに解毒剤を貰えないか頼みに行ったが、部下の誰一人として
まともな解毒剤が届かない事を分かっていた。
使節団は誰もが憎悪を確実に募らせていった。
そんな彼らの元にディトリアンがなんとも言えない顔で戻ってきた。
彼の手には「アブラクサ」と言う解毒剤。
それを見た使節団は絶望の顔をした。そして、さらに憎しみを募らせた。
そう、この「アブラクサ」という解毒剤は確かに強力な薬なのだ。
だが、それは大人にはである。
成長途中の若い少年が飲めば、毒は消えるが
その代償に未熟な臓器が破壊され命は消えてしまうのだ。
バネッサが怒りを爆発させた。
全てを炎とかしてやると暴れるバネッサを他の使節団のメンバーが押さえつけていた。
ディトリアンだって思ったのだ。部下が思わないわけない。
グッと我慢をする、ディトリアン。
大切な部下と公国に住む人々の為に・・・・。
その脳裏には、笑顔な人々、今にも命の灯が消えそうなエノックの姿
そして兄の姿が浮かんだ。
部下の言葉やここでのやりとりを、レティシャが聞いていることも知らずに。
エノックの運命は・・・
扉の前で、使節団とディトリアンの会話を聞いてしまった
レティシャは中に入れない事に困っていた。
扉の向こうから怒鳴り声が聞こえて、その声がバネッサだと気が付いた。
バネッサの声を聞きレティシャは思い出した。
亡き者になって公国に送られた、留学生の中に彼の甥も居た事に。
その事実がある限り、自分がレティシャと分かれば、誰も話を聞いてもらえない。
どうすればいいのか困っていたレティシャの耳に人の足音が聞こえて来た。
慌てて身を隠したレティシャは、足音に人物をみる。
大勢の神官だった。
彼らは、公国の使節団がいる彼らにドアをあけて、患者が薬を飲むところを確認しに来たと
そういった。
驚き、焦るレティシャ。
さて、エノックの運命は・・・
感想
エリクサー、登場しましたね。エリクサーって神の魂が入っていたなんて、ビックリです。
しかも、なぜ壊れたエリクサーがあんな場所に置いてあったのかほんと謎でした。
物語が進んだら分かるのでしょうか？
それにしても、神官、解毒剤は解毒剤だけどさ・・なんてものを渡しているんだ！！！
と私も怒りが( ｀ー´)ノ
エノック～もう少しの我慢だよ(´;ω;｀)
もう少しで、レティシャ（天使）が絶対助けてくれるからね～！
次回、レティシャは神官にばれずにどうやって薬を飲ませるのかきになります。
頑張れレティシャ！負けるなエノック！！次の話も楽しみです。
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